どらんち

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2012年 04月 10日

牛鬼

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松山空港に降り立つと、変なものが私たちを迎えてくれた。
牛鬼。
なんだろう?

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今から400年以上前、牛鬼という怪獣が住んでいて人畜を害していた。
人々は大変困り、弓の名手 山田蔵人高清(現在の香川県塩江町に住んでいた)にたのんで退治してもらうことになった。
高清は、毎日弓矢を持ち、山中を隈なく探したが見つからない。さすがの弓の名人も困り、当山本尊に、怪獣が現れるよう21日間の願をかけ、一心に祈った。
やがて、21日目の満願の日、崖下にピカッと光るものを見つけた。それは、大きな皿のような目の牛鬼だった。高清は、素早く矢のねらいを定めて射た。矢はまっしぐらに飛び命中したが、牛鬼は怒り、高清めがけ飛びかかろうとした。そこで、二の矢、三の矢と続けざまに射たところ、その三の矢が、牛鬼の口の中に刺さり、ギャーと悲鳴をあげた。あまりの悲鳴の大きさに驚く間に、牛鬼は姿を消してしまった。高清は、血のあとをたどっていき、定が渕というところで死んでいるのを見つけた。
高清は、牛鬼の角を切り取り、人々からお礼にもらった米15俵をそえて、当山に奉納し、菩提をとむらったという。その角は、今でも当山に残っている。また、いつの頃からか、牛鬼の絵姿は、不思議にも魔よけの効能があるといわれるようになった。


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牛鬼は、宇和島地方の風土にとけ込んだ祭りの代表的な練りものである。
起源についても、加藤清正がこれを作って敵を威圧したのが最初とか、
喜多郡、宇和郡の領主戸田勝隆の家臣、大洲太郎が猛獣の襲来を防いだのが起こりとか
いろいろあって定説をみない。
牛鬼は毎年7月22~24日に開催される「和霊大祭(われいたいさい)・うわじま牛鬼まつり」などの花形で、数十人の若者に担ぎあげられ、子どもたちが吹き鳴らすブーブーという「ブーヤレ」(竹ぼら)の音を従えて、長い首を打ち振りながら練り歩き、家ごとに首を突っ込んでは悪魔払いをします。

知ってました?
伊予の盛大なお祭り、機会があれば見てみたいものです。
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by dora3000 | 2012-04-10 21:16


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